仕手株とは簡単に説明すると相場操縦ですが、これに気づかずに株の売買をしてしまうと大抵は損をしてしまいます。情報に踊らされずに自分の考えをしっかりと持って行動することが大切です。

仕手株見分ける決算報告に表示されない項目

株取引を行っていて気をつけないといけない銘柄に仕手株が有ります。仕手株とは、該当の企業の業績とは関係なく、仕手筋と呼ばれる大資本を持つ集団が株の大量の買収を行い、その結果変動した株価を利用して利益を得るというものです。従って、仕手株は予想できない株価の変動をしますので、よくその素性を知っていないと間違った投資によって大きな損を被る場合があります。ただ、大きな株価の変動は、投資家にとって特段の大きな利益を得る機会でも有りますので、仕手株で大きな損を出している方が多数いる中で大きな利益を出している方がいる事も事実です。いずれにしてもある銘柄が仕手株であるか否かを明らかにする為には、該当する企業の決算報告を十分に検討する必要があります。その為には、決算報告書の形式について知っておく必要があります。大きく分けると決算報告は2つの部分から出来ています。1つは、ある期間における損益計算です。これは企業がある期間においていかに稼いだかを表しています。ただ、企業の資産はこの損益計算だけでは表せません。決算報告の中で損益計算では表示されない資産の増減を表したものが、その他包括利益と呼ばれるものです。その他包括利益には、その他有価証券、繰延ヘッジ損益、為替換算調整勘定、退職給付に係る調整額が含まれます。損益計算には表示されないのですが、このその他包括利益は決算書において純資産を直接増減させて計算されます。その他有価証券とは、当面売却予定はないが何かの時には売却の可能生のある有価証券の事を指します。繰延ヘッジ損益とは、リスクヘッジの為に行っているデリバティブ取引の繰延中ものの損益を指します。為替換算調整勘定とは、外貨建てで作成された海外子会社などの貸借対照表を円で評価し場合の為替レートによる評価損益の事を指します。